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劣等感

秋晴れ晴れの陽気のもと、


今日は今西カントクと午前中現場仕事大工

してきました。

ホントは会社を運営する人間は、ケガを

しないように現場にでることは厳禁なのが

世の常なんですが、私の場合は少し違います。



空き時間を見つけては現場へ出向き、

大工仕事や、時にはほかの業種の手伝い

なんかもあえてしたりします。



理由は


「現場を知ること」

「職人さんの気持ちを知ること」

「工事をされているお施主さまをみること」


です。



私は今の仕事をしていてとても残念に

感じていることがひとつあります。

それは、大工あがりの社長ではないこと。



入社してすぐに営業に就き

以来、営業街道高速道路を走ってきました。

大工仕事・・・したかったのですが、

先代社長に釘をさされてました汗

オヤジ「 大工を覚えたら面白くて営業に

帰ってこなくなる。 」と。

藤田社長「そ、そんなにも面白いのか」汗

そこまで言われると逆に、大工が一層

やりたくなった(笑)のですが、

ほかに営業マンもいなかったので

会社のため!と割り切ってその気持ちは

ずっと引出しにしまったまま今日に至ります。

しかし、トップにたって業者さんを引っ張るなかで

必ず要求されるもの、それは現場の気持ちを知ること

と痛感しています。

実際、自分がその仕事をこなしてみると

いろいろなことが見えてきます。

その工事の発注単価が労務費として適正な

 ものなのか?

・無理なお願いばかりを机上の空論で業者さんたちに

 押し付けていないかどうか?

・その仕事は合理化できているのか?

・現場工程で無駄なこと・やりにくいことはないか?

・危険なことはないか?

・職人さんたちの現場での連携・雰囲気はどうか?

・施工書どおりの納まりを各社が徹底しているか?

・お施主様の気持ちになって仕事をしているか?

・ご近所さまにご迷惑をおかけしていないか?

たくさんのことが肌で感じられます。

こうしたことは会社の中にいてかじ取りをしていても

なかなか目で見ることが難しいこと。

私たちは、お施主様・業者様・工事現場の近隣の

方様・OB様とたくさんの方がたに支えられながら

仕事をさせて頂いております。

そのほとんどの方に共通することに

「工事現場」というワードがでてきます。



お施主様に満足していただける、

業者さんもお施主様のために一生懸命になれる、

近隣の方に絶対に迷惑をかけない

=みんなが喜ぶ。



そういう構図ができるように

私たち住まいのトミタは元請け会社として

努力する義務があります。



そのためにはまず現場を知らなくてはいけない!

そこで!!


やらねばわからない!

やるからこそ気づける!



と、こう思うわけです。


まだまだ未熟な私。

でも、将来よりよい会社づくりをしたいので

これは!

と思うことはどんどん取り組んでいきます!!



体が動くうちに

あとで後悔しないように経験しておく!

そして、経営に生かす。


こう考えると、立派に社長として成熟されておられる

世の諸先輩方を本当に尊敬します尊敬「

早く近づきたいです!

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