今月のニュースレターのあいさつでも
触れさせてもらったのですが、最近you tubeで
フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグさんの
ハーバード大学での祝辞を何度も聞いています
なんか、何度聞いてもそのワールドに引き込まれます。
話の内容は、私たちの師匠も「あれは世界最高のスピーチの
ひとつだ」と大絶賛するほどすごいのですが、もうひとつ
すごいと感じること、それは伝え方のうまさです。
話す表情、ジェスチャー、声のトーン、やわらかさ、目線の
配りかた、どれをとっても勉強になることしかありません。
話題の引用もとてもうまく、時折交えるジョークすら心地よく
聞こえます。
私も立場上、人前で話すことは多いのですが、いかんせん
口下手すぎて困っています・・・
池上彰さんの「伝える力」だったかな、その本を何度か
読んだり、you tubeで尊敬する有名人のスピーチを聴いたり
芸能界の話術の大先生・さんまさんのトーク番組をみて勉強したり
色々やってはいるものの、なかなか上達しません・・・。
なのに、33歳の若さであのスピーチができる!
ほんとにすごいなあと尊敬します
で、そんなザッカーバーグさんの祝辞では、ハーバード大学の
卒業生たちに向けて、今の世の中をものすごく広い視野で
分析しながら、「目的意識をもつことの重要性」を伝えています。
テクノロジーが進んで、自動化される世の中で、人間本来の
仕事やコミュニティという部分が軽薄になってきている。
これは人対人の関係性がより希薄になりうる危険性を指して
いて、その中で個々が新しいことへ向けてチャレンジする場所
や、もしそれが失敗した時に受け止めてくれる社会環境が
より少なくなってきていると指摘していました。
言い換えれば、一人ひとりが目的意識をもってチャレンジする
ことが、様々なことが自動化され便利になっていくなかで薄れて
いるっていうことなんだろうな~と感じました。
「誰かがいずれやる、ではない。あたなが今やるべきだ。」
スピーチのなかの1節です。
ザッカーバーグさんは、ハーバード大学を自ら退学して
わずか10年で数十億ドルというお金を手にされています。
それは、いち早く世の中の人間関係の薄さに気づき、
さらにその中でも人々は本当はお互い繋がりたがっている
ことにも気づき、すぐにチャレンジして、失敗や困難を乗り越えて
フェイスブックを立ち上げたから。
たぶん、自分が世の中の人たちの役に立つために自分が
考えられることはなにか?そしてその結果、世の中はどの
ように変わっていくのか?はっきり目的意識があったのだろうと
想像しています。
そして、人がやる前に自分が成し遂げた。
このスピーチでは他の事例も交えて、目的意識の重要性を
ザッカーバーグ節でほんとに上手に伝えています。
「目的意識。」
わたしも自分の仕事に活かせるように、また何度も聞いて
勉強します。そして、「話す・伝える」ことも、練習して
場数をふんで少しずつうまくなりたいです。
ご興味のある方は、ザッカーバーグさんのスピーチ、
ぜひ聞いてみてください( ̄ー☆
でわ~