今朝、七草粥をいただきました。
早春に芽吹く七草を食すことで邪気を払い
一年間の無病息災を願う。
江戸時代から続く行事食。
個人的には、
正月、疲れ切った胃を休めてくれる
そんな意味合いが強く
食卓に並ぶとき
胃袋と気持ちがリセットされます。
しかし、昔から続くことは
本当によく考えられています。
「意味」をしっかり感じますよね。
===========
「意味」といえば、私は漢字の由来にも
とても興味があります。
今朝の興味は、七草粥の「粥」
「粥」という漢字は、
左から「弓」「米」「弓」と書きます。
米は分かる、、、弓は??
調べてみると、
左右の「弓」という字は、たちのぼる湯気の形。
米から湯気が出ている様子を表しているのが
「粥」という漢字。
なるほどな~。
ちなみに「粥」の旧字体(鬻)を見ると、
現在の「粥」の字の下に、かまどの形が書いてあります。
これは、米を土器や鍋に入れてかまどに乗せ、
ことことと煮こんでいる様子を表しているのです。
さらに、なるほどな~!!
実に面白いですね。
こうして気になった漢字の由来に興味を持つと
その漢字を忘れません。
気になった漢字は由来を調べてみると
面白い発見がありますよ。
=============
昔から伝わる邪気払いの習わしにそって
冬至に浸かった「ゆず風呂」の恩恵か
それまで毎週末病院通いだったのが嘘のように
年末年始を健康に過ごせた子どもたち
七草粥のご利益で一年間、健やかに過ごそうね。
冨田 健吾