我が家のアオダモが
花を咲かせていて、季節の移ろいを
しみじみ感じる歳になった代表の冨田です。
現場打合せを終え、
ふと昼休憩に自宅へ戻ると我が家の
シンボルツリーのアオダモさんが
いつの間にか綺麗な白い花を咲かせて
いました。
アオダモは5月、6月くらいに
繊細な白い花を咲かせるのですが
確かに、ひとつひとつの葉が
「繊細」という言葉があうのがよくわかります。
植物は人間のようにカレンダーをみているわけでは
ないのに、その季節になるとしっかりこうして
咲いてくれるのが本当に神秘的ですね。
今年も咲いてくれてありがとうと言いました・笑
ちなみにアオダモは秋には紅葉します。
自宅の一角に一本あるだけでも
季節が変わっていく様子が楽しめるのが
この樹木の人気の高さなのだろうと感じました。
外構の計画にはぜひ取り入れたい一本です。
ちなみにアオダモの花言葉は
「幸福な日々」
「未来への憧れ」
だそうです。
住まい手のすぐそばにこういう素敵な花言葉を
もつ樹木があるとなにかいいですね
そんなことを考えていたら
木材の会社さんから、次の新築のおうちの
化粧梁で使う高知県産の杉材の写真が
送られてきました。
この高知県産材は、木材を乾燥する工程で
減圧乾燥という手間暇のかかる乾燥方法で
材料を乾燥させます。
(乾燥させる時間は企業秘密とのことで
なんでも、失敗・成功を繰り返し、思い通りの
仕上げにするまで減圧機械を使いこなすのに
約10年かかると現地の工場長さんは言ってました)
この方法を使うことで、木にダメージを与え
にくく木の芯の割れをふせぎ、しっかりとした
強度の木材に仕上げることができます。
もともと四万十杉や四万十檜は、山の管理も
とてもしっかりしていて、しっかりと間隔を
あけて樹木どうしを植林することで光合成を
きちんと促し、芯の強い木材へと成長します。
それを加工場の職人さんたちが、丁寧に
製材し減圧乾燥機へかけていきます。
普段目にする杉材とは、あきらかに違う
表情になって住まい手のもとへ届きます。
写真の杉材も見るからに素敵な色目の
材料になっています。
これがLDKの天井にあって、いつも
眺められるのがとても羨ましいです・・・笑